クイックドック

調べられる病気・疾患

食道がん / 逆流性食道炎 / 食道アカラシア / 胃がん / 胃腺腫 / ピロリ菌 / 胃潰瘍 / 胃炎 / 胃底腺ポリープ / 十二指腸がん / 十二指腸潰瘍 / 十二指腸腺腫 / 咽頭腫瘍  など

検査の説明

胃カメラを使って、食道、胃、十二指腸などを医師が観察します。
麻酔あり/なしの２コースがあり、麻酔なしの方はすぐにお帰りができますが、麻酔ありの方は検査後、麻酔が冷めるまで院内で休んでいただきます。

消化器疾患について

逆流性食道炎や食道アカラシア、食道がん、急性・慢性胃炎、胃・十二指腸潰瘍、胃がん、十二指腸がんなどが、消化器官の主な疾患です。
がんなどは、主な死因として挙げられることが多い上に、自覚症状がないことも少なくないです。しかし、早期発見・早期治療により、ほぼ治癒できると言われています。
そのためには、定期的な観察が鍵となります。

おすすめしたい方

以下のような方に胃ドックをおすすめします。

• 本人または両親あるいは兄弟ご親戚に食道がん/胃がん/十二指腸がん等の病歴がある方
• ストレスを日常的に多く受けている方
• 油っこい食事が多い方
• 甘いものをよく食べる方
• 熱すぎるものやカフェインをよく摂取する方
• 香辛料などの刺激物をよく摂取する方
• 多量の飲酒習慣がある方
• 喫煙の習慣がある方
• など

調べられる病気・疾患

コロナ後遺症等 / 肺出血 / 肺がん / 肺炎 / 結核 / 胸水 / 気胸  など

検査の説明

CT画像撮影装置を使って、肺やその周辺の断面図（CT画像）を撮影し、医師が観察します（読影）。

呼吸器疾患について

肺炎は平成23年から死因の第3位となっており、がんや心疾患に次いで死亡率の高い病気とされています。
さらに近年、”肺の生活習慣病”として注目されている病気として、「慢性閉塞性肺疾患（COPD）」というものもあります。
これまで、「慢性気管支炎」や「肺気腫」と呼ばれていた病気の総称で、タバコの煙や汚染された空気などに含まれる有害物質を吸い込むことで、肺や気管支が障害を受ける病気をいいます。
症状は咳や痰で、時間はかかかるものの進行すると、日常生活にも支障を来すようになり、最悪の場合は死に至るケースもあります。
喫煙が最大の危険因子となりますが、喫煙者の発症リスクは、喫煙を始めた年齢、喫煙本数、喫煙年数など喫煙量に関係し、喫煙量が多い人ほどリスクが高くなります。
また、喫煙者本人だけでなく、他人の煙を吸ってしまう受動喫煙もCOPDの危険因子となります。

おすすめしたい方

以下のような方に肺ドックをおすすめします。

• 本人または両親あるいは兄弟ご親戚に肺がん等の病歴がある方
• ご高齢の方
• 慢性の持病（心臓病、糖尿病、肺疾患など）をお持ちの方
• 喫煙者と過ごす時間が長い方
• 熱すぎるものやカフェインをよく摂取する方
• など

調べられる病気・疾患

大腸癌 / 早期大腸癌 / 進行大腸癌 / 大腸ポリープ / 虚血性大腸炎 / 大腸脂肪腫 / 直腸カルチノイド / 大腸憩室症 / 潰瘍性大腸炎 / クローン症 / 大腸メラノーシス  など

検査の説明

大腸カメラを使って、大腸やその周辺などを医師が観察します。

腸疾患について

大腸で見受けられる疾患の中でも、特に、過敏性腸症候群や大腸がんは近年増加傾向にあります。
大腸がんはがんの中でも、男性の中では3位、女性の中では1位となっています。
飲酒・禁煙・食生活などの生活習慣が強く影響するほか、女性は若い頃から便秘に悩む方が多く、腸内環境の悪化が大腸がんのリスクをあげているという報告もあります。
大腸がんは早期に症状が出にくいという特徴もありますので、幅広い層の方に早めの受診をお勧めいたします。
また、腸は体内の免疫細胞の60%以上が存在していて腸の状態が全身の健康状態に強く影響したり、脳に次ぐ多くの神経細胞が存在することから”第二の脳”と言われるほど大切な器官とされています。
状態異常を見つけるだけでなく、より健康な腸を保つためにも、大腸ドックの受診をお勧めいたします。

おすすめしたい方

以下のような方に大腸ドックをおすすめします。

• 本人または両親あるいは兄弟ご親戚に大腸がん等の病歴がある方
• ストレスを日常的に多く受けている方
• 喫煙の習慣がある方
• 内臓脂肪型肥満の方
• 脂質異常症の方
• 高血圧の方
• 糖尿病の方
• 便秘・下痢・下血・血便・お腹が張る等の症状がある方
• など