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赤ら顔・毛細血管拡張

常に顔が赤かったり、わずかな刺激で顔が人一倍赤くなったりするようなことを指します。
赤ら顔の正体は毛細血管正体です。通常毛細血管は皮膚の表面からは見えませんが、何らかの原因で毛細血管が拡張することがあります。拡張すると皮膚表面近くの組織中に血液が滞り、赤く見えるのです。
血管拡張の原因は大別すると2つです。

1つ目は血管周辺の自律神経が過敏に反応することによって起こります。そのため寒暖の差や緊張で顔が赤くなるのです。神経が原因のため皮膚科での治療は困難です。
2つ目は血管が異常を起こし、拡張して元に戻らなくなることで起こります。血管が隆起することもあります。

毛細血管拡張の種類

幼少期の頃から赤みがあり、血管がはっきりしていないタイプ(赤ら顔・りんごほっぺ)
肌の表面にある血管が拡張しており淡い発赤がありますが、一本一本の血管はくっきりと現れていないタイプです。
温度変化が原因で赤みが強くなったり弱くなったりします。また加齢や紫外線など様々な原因でより赤みが目立つと言われています。
小鼻周辺・頬に糸ミミズのような血管が現れた場合(毛細血管拡張症)
赤・青色の細い血管が常に皮膚表面から見えている状態です。
樹の枝・線・クモ状に見えます。
単純性血管腫(赤あざ・ポートワイン母斑)
肌表面の毛細血管の局所異常です。生まれつきみられることが多く男性より女性に多いです。明るいピンク色~濃い紫まで、色は様々です。
顔と頸部に主に発生しますが、四肢にも比較的出現します。自然に消失することはないと言われていますが、加齢により皮膚が厚くなることなどで褪色する可能性はあります。反対に色が濃くなったり、盛り上がったり、凹凸することもあります。
苺状血管腫(赤あざ・イチゴ)
乳児血管腫とも呼ばれる赤あざの一種で、一般的に生後2~3週間、遅くとも3ヶ月以内に発生します。肌表面近くにある血管が増殖していることが原因で、1~2週間で急速に大きくなって盛り上がってきて、表面がイチゴのようになります。
苺状血管腫は90%が5~7歳まで数年間にかけて赤みが引け、完全退縮すると言われています。しかし増大しすぎていた場合色や盛り上がり、たるみ、質感の違い、傷跡が残る場合があります。そのために大きなものでは治療を行うことが好ましいです。
体のあちこちに赤い点が現れる(老人性血管腫)
老人性血管腫と呼ばれる、顔・胸元・背中・腕を中心として全身に現れる毛細血管が増殖してできた赤い点です。平坦もしくはわずかに隆起しています。大きさは様々で、中には赤ぼくろと呼ばれる2mm以上程度のやや大きめのものも存在します。
「老人性」血管腫と呼ばれてはいますが、2、30代から出現するのが特徴です。

赤ら顔に見えて実は脂漏性皮膚炎や酒さだった、という場合もあります。
状態によって治療法が異なるため、自己判断で安易に市販薬を使用するなどは避けてまずは皮膚科に相談してください。

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