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『胆石、胆のう結石、胆管結石』

 

 肝臓は体内の老廃物を代謝し胆汁として便中に排泄する機能を持っています。胆汁はコレステロール、ビリルビン、胆汁酸、水からできています。胆汁は肝臓内の胆管(肝内胆管)、胆のう、総胆管を経て十二指腸に排出され脂肪の消化を助ける役割りを担っています。胆石はこの排泄経路のどこかで胆汁成分が固まってできた石のことで、出来る場所により肝内結石症、胆のう結石症、総胆管結石症の3つに分類されます。

 

 

 

 胆石ができる原因としてコレステロールが結晶化したもの(コレステロール結石)、大腸菌の感染(ビリルビンカルシウム石)、溶血性疾患(黒色石)などが挙げられますが、近年食生活の変化からコレステロール系結石が増えてきています。40~50歳代で4%前後、70歳代では10~20%の日本人が胆石を持っているといわれています。胆石のある人の大半は、症状の無い無症状胆石で、検診で偶然発見されることが多く、症状を起こす人は1~3%と言われています。胆石が胆道を塞ぐと疝痛(引いては繰り返す痛み)、嘔吐などが起こり、感染も加わると、発熱、悪寒も出現します。胆石が総胆管を塞いだ場合は黄疸や肝機能障害も認めることもあります。

 

 

 

 もちろん胆石を予防する上記のような食生活を心がけることは大切ですが、40代以上の女性、肥満、糖尿病、脂質代謝異常のある方は胆のう結石を認めることが多く、定期的な検査をおすすめしています。無症状の胆のう結石については場合によっては薬で溶解する方法もありますが効果も高くなく、経過観察されていることがほとんどです。症状のある胆のう結石は基本的には腹腔鏡手術の適応となります。総胆管結石だけの場合は外科的に手術することなく、内視鏡で取り除くことも可能です。

 上記に心当たりがある方、検診で胆のう結石を指摘されている方、また食後の腹痛があり胃カメラはしたけど異常なかった方など、一度MRCPをしてみてはいかがでしょうか。腹部エコーやCTでも検出できない胆石が診断されることもあるかもれません。

 

 

2022年1月5日

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