チョコレートに期待できる効能効果
チョコレートに期待できる健康効果/効能をご存じですか?
2月はバレンタインデー。
世界中から集められた有名ブランド、有名ショコラティエのチョコレートが店頭を彩り、想い人に気持ちをこめて手渡すはどのチョコレートか、と真剣に選ぶ方も多いと思います。
そんなバレンタインデーに因んで、今回はチョコレートに期待できる効能や効果などをご紹介していきたいと思います。

【食べる点滴】と言われるほど栄養価が高いチョコレート
チョコレートにはどんな栄養価が含まれるのでしょうか??「カカオポリフェノール」や「食物繊維」は聞きなじみの栄養価だと思いますが、その効能までしっかりと理解しておきましょう。
①カカオポリフェノール
カカオを主原料とするチョコレートの代表的な栄養成分。チョコレートの苦味や渋味はこのカカオポリフェノールによるもので、カカオの含有量が多いほど苦味も強くなります。
高い抗酸化作用を持つポリフェノールは体内の酸化を抑えてくれるため、・肌老化の防止・動脈硬化の予防・アレルギーの改善・精神安定、リラックスといった効果が期待できます。
・りんご:220mg
・赤ワイン:180mg
・コーヒー:89.5mg
②食物繊維
カカオには、食物繊維の一種であるリグニンも豊富に含まれています。リグニンには、腸のぜん動運動を活性化する働きが期待できるため、・腸内環境を整える・便通を良くする
といったことにつながるでしょう。
③テオブロミン
テオブロミンとは脂肪の蓄積を抑制する効果があります。チョコレートの苦味成分で、カカオはテオブロミンを含む数少ない食品といわれています。
テオブロミンには、血流アップや覚醒・興奮を促す作用があるため、
・脂肪の蓄積を防ぎ、体重増加を抑える
といった働きが望めるでしょう。
ただし、テオブロミンの過剰摂取は利尿作用や興奮作用を高めてしまう可能性もあるため、適量を心掛けることが大切です。
④脂肪酸
チョコレートの主原料、カカオ豆の脂肪分を構成する主な脂肪酸は、ステアリン酸、オレイン酸、パルミチン酸の3種類。いずれも良質な脂質で、中でも多いのはステアリン酸です。
ステアリン酸は、体内に吸収されにくい性質を持っているため、エネルギー源になりにくい=体脂肪として蓄えられにくくなります。とはいえ、やはり食べ過ぎは禁物。一日の摂取量には気を付けてください。
血圧を下げたい時はチョコレート?!
チョコレートには血圧を下げる効果があることも分かっています。
先述のカカオポリフェノールに加えて、GABA(ギャバ)という成分も血圧降下に力を発揮するのです。
カカオポリフェノールは血管の炎症を鎮めることに作用し血管内の血流が促進されるので、心臓への負担も軽減され、血圧降下に繋がります。
更に、自律神経の1種である交感神経には血管を収縮させて血圧を上げますが、GABAはその交感神経の興奮を鎮め、働きを抑制することで血管の収縮を防ぎ、血流を促進させるのです。
東京医科大学病院健診予防医学センター・循環器内科講師の松本 知沙先生は、【健康長寿社会を目指すうえでのダークチョコレート摂取による血圧降下作用】として研究発表されています。
詳しくはこちらをご参照ください。http://www.chocolate-cocoa.com/symposium/pdf/sympo_25d.pdf
チョコレートの効果を最大限に!摂取する量と質、そしてタイミング
健康効果が高いチョコレートは「ハイカカオチョコレート」と呼ばれるカカオ含有70%以上のチョコレートです。
一般的なミルクチョコレートやダークチョコレートは健康効果を見込むには糖分や脂質が多すぎるのです。とはいえ、「ハイカカオチョコレート」も脂質が多いのは変わりません。
1日の適量は25g程度といわれていますので、これを守る様にしましょう。
摂取のタイミングは、「食前」がベストです。食事をとる30分ほど前を目安に、一日数回に分けて摂取することで血糖値の急上昇を抑制することができます。

取り入れやすいことから始めて生活習慣を改善し、健康長寿を手に入れましょう。
監修者:ゆうメディカルクリニック 院長 後藤田 浩三
《おわりに》
上新庄をはじめ、東淀川区など大阪市内だけでなく、吹田市、摂津市、守口市といった遠方からも多くの患者さまに来院いただいているゆうメディカルクリニックなら、もっと身近に、そして気軽にお身体の健康に関する相談をお受けすることができます。
お身体のことでお悩みがある方は是非一度 「ゆうメディカルクリニック」へお越しください。
2026年2月9日

