四肢の骨折

四肢の骨折

骨折とは骨が壊れることです。ひびが入ったり骨の一部が欠けたり凹んだ状態も骨折になります。

骨折は骨に力がかかって発生しますが、健康な骨では、骨そのものより大きな力がかからないと骨折しません。しかし、骨全体が弱っていたり、骨の一部が溶けていたりすると、弱い力でも骨折します。

また、健康な骨に弱い力がかかる場合でも、同じ場所に繰り返し長期間かかり続けると骨折することがあります。

骨とその周囲は神経と血管が豊富ですので、骨折するとその部位に痛みと腫脹が出現します。骨折がひどい場合は、動かせなくなり、外見が変形します。

四肢の骨折に関するQ&A

骨折しているかも…。放置していて大丈夫ですか?
骨折をそのままにしておくと、痛むだけでなく、骨が変形したまま癒合することもあります。放置せずになるべく早く診察を受けましょう。
骨折が治る日数はどれくらいですか?
折れた骨の癒合にかかる日数は部位によって異なります。
骨の癒合がレントゲン写真で確認出来たらリハビリを行い、十分に回復すればスポーツも可能となります。医師と相談しながら治療していくことが大切です。
骨折治療してから数年経ったがまだ痛みがあります。
折れた骨がきちんと癒合しても、季節の変わり目、気温の低下、湿気などの影響で、骨折したところに違和感や鈍痛を感じることがあります。持続する痛みでなければとくに心配ありません。
常に痛みがあり、日常生活に支障をきたす場合はすぐに医師に相談してください。