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身近な寄生虫 アニサキス





 みなさんアニサキスをご存知でしょうか。ニュースなどでよく取り上げられますが、アニサキスは15〜30ミリ程の白い糸状の寄生虫で、通常はサバ、サケ、イカ、サンマなどの魚介類に寄生しています。アニサキス症が起こる原因は、アニサキスが寄生した新鮮な魚介類の生食です。つまり刺身やお寿司が大好きな日本人にとって、最も身近にいる寄生虫なのです。通常、「60度以上での1分以上の加熱」「マイナス20度以下での24時間以上の冷凍」によって死滅しますが、シメサバなど一般的な料理で使う程度のお酢、わさびでは死滅しません。近年、冷蔵や輸送の技術が向上し、鮮度の良い魚が市場へ出回る機会が多くなるのと同じくして、診察の場でアニサキス症の患者さんと会うことも増えてきております。これは当クリニックで発見・除去したアニサキスです。

当クリニックで除去したアニサキス

 このように胃アニサキス症は、アニサキスが口から体内に入り、胃の壁に突き刺さり、アレルギー反応をおこすことで発症します(青魚アレルギーと言われてる人の中には、実はアニサキスによるものということもあります!)。そのため、新鮮なお刺身を食べて3~4時間後に、激しい腹痛、吐き気、嘔吐などの症状が出現した場合は、胃アニサキス症の可能性があります。まれに腸や消化管外にまでたどり着き、消化管に穴を開けるなど重篤な症状を起こすこともあります。不思議なことに胃にアニサキスがあっても症状も出ない方もいるため、同じ食事をされた方が全て症状が出るわけではありません。
 胃アニサキス症の治療は、何より内視鏡で虫体を発見し、除去することです。虫体を除去すれば、症状はしばらくして治まります。内視鏡での除去が難しい場合には、アレルギーを抑える薬で症状を抑えますが、現在のところ、アニサキスを効果的に駆除する薬はありません。このようなアニサキス症の予防にもっとも有効なのは、言うまでもなく、魚介類の生食を避けること、冷凍処理または加熱調理を行うことなのですが…やはり美味しいお刺身を食べたくなりますよね。その際は十分注意して食するようにしましょう。

  

 当クリニックでは即日胃カメラ検査に対応しております。上記のアニサキス症の特徴に心当たりのある方は直接来院いただくか、WEB予約よりお申し込みください。尚、検査前の7時間はお食事をお控えください。

2021年6月9日

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