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いぼ

いぼとは、皮膚にできるできもので、小さく突起したものを指します。
痛みを伴わないいぼがほとんどです。いぼができる原因としては、ウイルス感染、体質(腫瘍)の二つに大別できます。

ウイルス性いぼ

尋常性疣贅(ウイルス性いぼ)
ヒトパピローマウイルスというウイルスの一種が皮膚に感染、増殖することでできます。
皮膚表面の小さな傷からウイルスが入り込み、増殖することで大きくなります。
表面はざらざらしており、プールや、ポーツジムの足ふきマットなどから感染することが多いです。
いぼを放置していると増数、増大する可能性があるため早めに治療する方が良いです。
伝染性軟属腫(水いぼ)
伝染性軟属腫が原因でできるいぼです。皮膚が小さく盛り上がっており、直径は1~3mm程度、表面がツルツルとして光沢があり、「水いぼ」と一般的に呼ばれます。てっぺんが少し凹んでいます。 児童期に多い皮膚病で、症状として痛みや痒みはほぼありませんが、まれに痒みが起こることがあります。その場合掻いたり、こすったりしていぼが潰れると他の部位に広がってしまうため注意が必要です。雑菌による二次感染から痛みや腫れを伴うこともあります。抗体ができ次第自然治癒すると言われていますが期間は様々で、短いと数か月、長ければ1~2年かかってしまう場合もあります。
いぼができる原因としては、皮膚の接触による直接感染、タオルなど物を介しての感染があげられます。幼稚園・保育園・スイミングスクールなどの子どもたちの集団生活の場で感染する可能性が高いです。
青年性扁平疣贅
皮膚の盛り上がりが少なく、表面が滑らかで上部が平らないぼです。色は黄褐色、ピンク色または肌色です。自分自身の皮膚に感染しやすく、線上に並ぶこともあります。手の甲に小さなシミに似た突起が多くできるなど、気が付くと増えていることが多いです。
複数の病変が集まって生じることが通常です。
尖圭コンジローマ
尖圭コンジローマは性器疣贅とも呼ばれ10代後半~30代前半に多く見られます。肛門・性器周辺に白色~ピンクもしくは褐色の柔らかいいぼが大量に現れます。
感染の原因としては性行為が多いと言われており、性器だけでなくオーラルセックスによって口へ感染することもあります。
感染からの潜伏期間が長く、3週間~8ヶ月を経ていぼができるため罹患した時期の特定が困難です。
症状として痒みや痛みはみられませんが、炎症が起こると痒みや痛みを伴うこともあります。いぼは大きくなり、カリフラワー状になります。
治療として、いぼを治すことは可能ですが、ウイルスそのものは治療できません。そのためいぼが見えなくなっても体内にウイルスが潜伏していることがあります。
治療をしてから最低3か月は様子を見る必要があり、またパートナーがいる場合は共に治療をすることが大切になります。

体質でできるいぼ

首いぼ
主に首周り、また胸やわきの下などの皮膚の柔らかい場所にできる細かいいぼです。形は様々で、あまり盛り上がっていない小さな褐色のいぼから、皮膚から飛び出しているやや大きめのいぼまであります。
老化現象と言われていますが、老化だけが原因ではなく体質によっても発症します。早い人なら20代で現れます。年齢とともに目立つようになりますが、それは年齢を重ねるにつれて徐々に数が増え、いぼ自体も大きくなっていくためです。
脂漏性角化症
皮膚良性腫瘍の一つで、「老人性疣贅」「年寄りいぼ」と呼ばれる老人性のいぼです。文字通り年齢を重ねるにつれて現れます。ただし体質や個人差で若い方に現れることもあります。
症状としては、頭、顔、前胸部、背部を始めとした全身どこにでも発生します。ただし手のひらと足の裏には現れません。色は褐色調で、健康な皮膚に近いものから黒色長のものまで様々です。同様に形も様々で、平らなものから盛り上がっているもの、大きさも大きいものから小さいものまで存在しています。共通している特徴として、触れるとザラザラしていることがあげられます。時間が経つにつれていぼは増大します。
その他良性腫瘍
軟性線維腫や、頭にできる色のないほくろも一般的にいぼと呼ばれます。

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